2007年01月15日
シルエットフォーミュラの迫力 934

今のGTマシンよりも迫力ボディを持っていた、昔のシルエット・フォーミュラ。大きなスポイラーやウイングを付け、太いタイヤをオーバーフェンダーで包み込む姿は武骨さと迫力があった。当時でも研究された空力の結果だったのだろうが、現在のマシンのように細かなカナードや三次元的ウイング等ではなく、ある意味“大雑把”な感じがする。しかし、そこが見ていて心にストレートに響くのだ。
ポルシェ934もシルエット・フォーミュラにターゲットを絞って開発されたマシン。フロントスポイラーから続くオーバーフェンダー。現在のポルシェGT3にも通じる巨大ウイングが装着されていた。
「ポルシェって同じような形ばかりでチョットな…」と思っていた子供時代。スーパーカーショーで見た934に度肝を抜かれた。レーシングカーではないけれどレーシングカーのオーラを漂わせていた。「このポルシェは好きだ」と惚れ込んだ。
京商のサークルKサンクス限定「ポルシェ2」シリーズの1台に934がラインナップされていた。GETできたのはショウで見た車と同じ赤。ただ、リアスポイラーが930ターボと同じ形だったのが残念。ショウで見た巨大ウイングはオプションで取り付けたのだろうか? 尻すぼみしているようで少しインパクトが弱い気がする。
だが、Gr.4のホモロゲーションを取っているマシンだけあって、車内にはちゃんとロールゲージが張られている所が細かい。まるでCM’S製ラリーカー・モデルのようだ。オーバーフェンダーに合わせてタイヤも太くされている。比べてみると、近年マシンであるGT2やGT3のものよりも太い。ボンネットの給油口らしき凹凸も再現されている。
純粋レーシングマシンと違って市販車モデルとして地味ではあるが、見れば見るほど作りが細かい1台である。

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