2007年12月20日
砂塵に消えた王座 フェラーリ641

世界チャンピオンのA・プロストと、後にタイトルを獲るN・マンセルがコンビを組んだ'90年のフェラーリ。
シャープさと流線の滑らかさを併せ持つ真紅のマシン・フェラーリ641/2。エンジンは耳の奥に突き刺さる高音域のV12。あの音が今のF1で聞けないのは残念なことだ。
ドライバーもマシンも最高のパッケージで、マクラーレン/ホンダに対抗できる唯一のチームだった。
タイトルを決める日本GPで、スタート直後の1コーナーでマクラーレンのA・セナと接触(「あれは故意ではない」本人談)したプロストのフェラーリ。前年、自分がぶつかってタイトルを決したのだから仕方がない。彼のタイトルは1コーナーの砂塵の彼方に消えてしまった。
しかし、ワールドチャンピオンを決める戦いを見に来た観客はたまったものじゃない。しかし、その恩恵に与り、日本人初のF1表彰台を見られることが出来たのも事実。
フェラーリにF1通産100勝目を記録した名車だが、このマシンを語る時、必ずこの不祥事がついて回ってしまうのだ。
モデルと合わせたのはマールボ○のステッカー。

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