2008年07月08日
サーキットで狼と メラク

'78年頃、友人と富士スピードウェイに遊びに行った。何もイベントが無いのに“ただ単に”行ってみた。御殿場は雪が積もっていた冬の日。
バンク部を含め、歩いてコースを1周した。若かった…。
パドックに戻ると静寂をブチ破る轟音が響いた。見るとマセラッティ・メラクSS、フェラーリ512BB、ロータス・ヨーロッパSPがやって来たのだ。
スーパーカー少年(当時)にとっては夢のような展開である。
降りてきたドライバーの一人を見てさらに驚いた。『サーキットの狼』作者・池沢さとし氏ではないか!
3台並んだスーパーカーの写真を撮る手が震える。池沢氏にサインももらいたい。―が、そんな時間も無く、サーキット走行できないと分かるや早々に引き上げてしまったのだった。

サークルKサンクス限定、京商ミニカーのマセラッティ・メラクは「SS」登場前の初期型。
特徴であるリアのアーチ状のピラーがカッコイイ。ここがウインドウ状になっていないところがグゥ~!なのだ。
手元に来たのはパール・ブルー。紹介写真で見るよりも淡くて美しい。塗装が上手いのだろう、ボンネット等のモールのラインがクッキリと出ている。
スパイダー・ストリングのようなホイールも丁寧に表現されている。内装もドアの内側からシフトレバーまで作りが細かい。
サーキットで狼作者と出会ったあの寒い日を思い出す。

メラクSS、512BB、ロータス・ヨーロッパSP
この3台のツーリングではロータスが置いていかれるだろうな…。

(この頃は、Gr.5の日光編でしたかねぇ…)
池沢先生はやはり512BBだったんでしょうか?
スーパーカー+池沢氏という極度の興奮状態が細部を忘れさせてしまったのかもしれません。
池沢氏にサインを頂いたのは十数年後、氏が全日本GT選手権に参戦していた時です。