2007年09月05日
遥かなる夢 ニッサンR990

「ル・マン優勝」を必とし、日産/NISMOが全身全霊をかけたマシン・ニッサンR390。その絶対なる目標を達成する事無く「ル・マン3位」で終わってしまった。
遥かなる夢の遠さとル・マンの難しさを知らしめてくれた。
価格は1億円とも2億円とも言われる“市販車”を1台だけ製造し、ホモロゲーションをクリアするのが“当たり前”になっていたキワモノGTカー時代に誕生したR390。
ル・マンのために生まれ終わった悲しい車でもある。展示やデモ走行で余生を送るだけしかないのだから。

ixo(イクソ)の1/43モデルはル・マン3位に入った星野一義/鈴木亜久里/影山正彦組のNo32号車。
絶版モデルでたまに通販で見かけるが、今回はオークションで入手した。星野コレクションに加えたかった。
ブルーのグラデーションもさることながら、車検合格のシールまで忠実に再現している。ウィンドウ越しに見えるコックピットやエンジンの作り込みも細かい。
全体をぐるりと見回すと、本当に綺麗なボディ形状をしているのが分かる。ホレボレするラインだ。

展示車両を見たが、ボディの美しいグラデーションデザインは“塗装”ではなく“シール”だった。
近くで見るとオフセット印刷の網目が分かる。印刷技術もさることながら、凹凸のあるボディ形状に貼り付ける技術も素晴らしいものだ。
