2006年04月21日
少年達の憧れ“狼” ロータス・ヨーロッパ

'70年代スーパーカーをブームにしたのは「狼」。主人公マシンのロータス・ヨーロッパSP。レーシングカーに保安部品を取り付けただけのような洗練されたフォルムに低い車高。
初めて見たのは隣町の商店街。渋滞する車に挟まれていたので近くに来るまで全く気付かなかったオレンジのロータス・ヨーロッパ。漫画の中で「車高が低い」と書かれていたが、あまりの低さに驚いた。歩道を歩くミニスカートの中など丸見えではないかと思う。
漫画内ではリヤウイングが立てられていたが、実際はワイヤーで補強しなくてはならなかった。現在の進んだ造型技術は強度もあるのでこれくらいは難しくないのだろうが、子供心にワイヤー補強はショックだった。「こうしないとウイング付けられないんだ…」
価格、排気量等、スーパーカーの定義から外れるが、スーパーカーショーでは一躍人気車種だった。あの頃「俺、いつかロータス・ヨーロッパに乗るんだ」と言っていた少年は何百人、いや、何千人いたことだろうか。
今となっては実車が入手困難だし、何より街乗りに不向きな車である。当時憧れたマシンを手にするのはミニカーになった。
トミカリミテッドで発売されたロータス・ヨーロッパはブラック車体にゴールドのライン。ロータスF1のJPSカラーをイメージさせる。リアのトランクが少し開くという意味の無いギミックがある。どうせならJPSカラーにしてもらいたかたったが、F1等のモデルカー同様、商標関連の問題も障壁になったのだろう。
排気量が倍もあるスーパーカーを車体の軽さと足回りの良さ、そして主人公のテクニックで抜き去るロータスの融資よもう一度―。

十数年前、街中で見かけたロータス・ヨーロッパ。トミカと同じカラーリングだ。
