2006年08月13日
ノるか?ソるか?栄光の「34」 RGVγ500

優勝か転倒か!? こんなマンガのようにドラマチックでタイガーなライダーがいた。ケビン・シュワンツ。ギンギンに攻め込むライディグは観客を魅了した。
安定して早いE・ローソンは早くにタイトルを獲ったが、シュワンツは勝ち星の割りに総合ポイントが稼げなかった。怪我も多かったが、それでもファイト溢れる走りは、メーカー別ファンの壁を乗り越えてロードレースのファン全体に愛されていたと思っている。
さらにシュワンツは若き日に鈴鹿8時間耐久レースも走っていて、85年には3位に入っている。
ヨシムラからベテランのG・クロスビーの相棒として初出走した時、プログラムや選手紹介を見ても「誰?このライダー??」-って感じだった。よもや彼がWGPで大活躍するとは思いもせず。

鈴鹿8耐でのシュワンツ
シュワンツがタイトルを獲ってくれた時は嬉しかったな。正に「ようやく!」という言葉がふさわしい、待望のチャンプだ。
翌年は栄光のゼッケン「1」の下に小さく「34」を残していたのも、彼の走る魂の表れだったのだろう。
チャンピオンバイクからリリースされたシュワンツのスズキRGVγ500。白赤のタバコカラーが良く似合っていた。独特形状のリアアームやチャンバー…。彼の熱い走りを思い出させてくれる。

