2006年09月17日
未知?無知? 037ラリー

このマシンは見た事がない。いや、今まで知らなかった。ランチア037ラリー。グループB全盛期のラリーマシンやチーリングカーレースに投入されていた“らしい”のだが、ほとんど記憶に残っていない。きっとモータースポーツ雑誌で目にしていたのだろうが。
ランチアはスーパーカー(厳密に言えば価格等でカテゴリーから外れる)・ストラトスのイメージが強かった。そこに前車と比較して特長が薄い037の登場は、子供心に拒否していたのかもしれない。今見れば十分スポーツカーのフォルムをしている。
CM’Sのランチア・ラリーシリーズの一員、037ラリー。ここで当たって初めて存在を認識したと言っても過言ではない。ドルフィンにとってはどれだけの戦闘力を秘め、どれだけの戦果を挙げたのか知らない未知のマシンだ。037のオーナーやファンから見れば無知なライターだろう。
実物を知らなくてもモデルカーの出来の良さには感心する。Gr.Bのゴッテリとした空力パーツのボリューム感と細部の凝り様。ハメ込み固定式のウインドウにしつらえられたスライド窓は、クリアパーツにラインで描かれている。縦に並ぶスポンサーネームは虫眼鏡で見なければ分からないほどの細かさ。こういう部分が他社よりも高額・700円前後の価格帯であるにも関わらずCM’Sを買ってしまう魅力だ。
