2006年10月06日
初恋の味 ベネトンB186

鮮やかで幾多の色がハケで塗られた ようなカラーリングを施したF1・ベネトンB186。このマシンの登場は衝撃的だった。それまで格好良くまとめられたデザインやド派手なカラーのレーシングカーはあっても、芸術的センスを持ったデザインカラーのマシンはこれが最初ではないだろうか。
まだ鈴鹿でF1が開催される前なので専門雑誌の写真でしか見た事が無い。ハケカラーのB186の登場で、ベネトンが大好きになった。
写真でしか見られない好きなマシン。実物を、走っている姿を見てみたい―まるで初恋相手の写真を見つめて胸トキメかしている様でもある。
ベネトンの色作戦はエスカレートし、4本あるレーシングタイヤの側面にまで色を付けてしまった。元が黒いゴムなので、そこにペイントしてもあまり綺麗ではなかったのだが…。
ドライバーは若きゲルハルト・ベルガー(髪もまだある!)。このB186ので自身もベネトンチームとしても初優勝を遂げた。そのベルガーが今日から開幕したF1日本GPの決勝日、鈴鹿F1往年の名車走行イベントに来るらしい。現役当時のカッコ良さが失われていなければ良いのだが。
ミニチャンプスから出ているB186.ベルガーのヘルメットはフェラーリ移籍後から現在に至るまでのものではなく、ベネトンを意識した当時のデザイン。知らない人は「エッ!? これベルガーじゃないんじゃないの?」と思うかもしれない。多彩ではあるが、デザイン的に地味だと感じる。
マシン最大の特徴であるハケカラーが丁寧に再現されているのが嬉しい。近年F1マシンの複雑な曲面を使ったボディと配色よりは作りやすいかもしれないが。
現在では新品を販売している事はなく、ネットオークションで見つけて落札した。同じモノなのだがその時によって落札価格が大きく違う商品だった。まだオークションを始めて間もない頃だったので、安めに入札し、上限を決めてそれ以上は深追いせずに次を待ったのだった。
好きなベネトンのマシンは残すところナニーニのB189の発売を待つだけとなった。

B195

B190

B188
