2006年11月20日
ラスト・ロクリン ウィリアムズFW08B6輪

6輪F1はタイレルP34だけではない。マーチが後輪縦置き四駆型のマシン(4/11 本当に走らせたのか?F1マーチ6輪テストカー)を、フェラーリが312T2を後輪横並び型にしてテストしていた。ウィングカー登場直前の'76~77年はタイヤ数を増やして接地力を高める―との考えが強かったようだ。しかし、実践投入されたのはタイレルP34だけだった。マシンやタイヤ開発の費用がかかるだろうが、“車は4輪”という常識を打ち破る6輪車は目にカッコ良く映る。事実、注目を集め、商品人気も高かった。
6輪車開発ブームも去り、ウィングカー時代全盛期になった'82年。いきなり6輪車を発表したのがウィリアムズだ。しかも、それまでの6輪車と決定的に違うのはウィングカーであるという事。ウィリアムズFW08B・6輪は後輪縦並びのマーチ型。
FW08B6輪の写真を雑誌で見た時にはブッ飛んだ。「実践投入されないだろうか」とワクワクした。だが残念ながらこのマシンもテストカーだけで終わってしまった。コンパクトウィングカーで大成功したウィリアムズ・チーム。BIGなスポンサーを得て金持ちチームの道楽だったのだろうか?
その後、今日に至るまでF1レギュレーションで4輪車のみと義務付けられてしまい多車輪マシンの登場は無くなってしまった。ラスト・ロクリンがサーキットで他のマシンと競り合うシーンを見たかった。

詳しく写真を撮りたかったがケースが台座にくっついて開かなかった…
ミニチャンプスのカタログを見てウィリアムズFW08B・6輪が発売予定にラインナップされているのを知った。「なんとマニアックなマシンを…」と思いつつ、発売を待ち望んでいた。そて今月。遂に発売となり即効GET。
写真でしか見た事が無かったので、モデルカーとなって細部をマジマジと眺めることが出来た。リアタイヤの前までは当時の最強マシンFW08のまま。十分ダウンフォスを得ているのでフロントウイングは無い。しかし後部は前輪と同サイズのリアタイヤ4本。後ろまで延長されたアンダーウイング。ダウンフォースと空気抵抗、接地力を欲した当時の技術が伺える。
長い事待っていただけのことはあるカッコイイマシンだ(ドルフィンは変わったF1マシンが大好き)。
できればフェラーリ312T2・6輪もモデル化して欲しいものだ。

パッケージも凝っている
ウィリアムズのロゴとFW07(?)のラインイラストが描かれていてカッコイイ
